紆余曲折
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千景万色堂
陽のしずく木々を伝って地に届き灰色溶かす冬の木漏れ日
雪国の軒先飾るつららたち陽に痩せながらぽたりぽたりと
颯爽と見知らぬ人に追い越されずいぶん足が遅くなったな
真夜中にふいにぱちりと目が開いて朝が夜を越えて来るのを待つ
あなたしか知らぬ鍵穴我にあり不意の解錠不意の開放
雪景色からすが一羽電線の雪を落として遊ぶ寒空
ひとひらの雪も積もれば交通の息の根止める爆弾となる
展示見る速さが違う二人してまたはぐれたね次の部屋でね
移動する日向を追って丸くなる猫の姿に時は流れる
尖りつつ夜空を占める若き芽がわたしの視線の外へ出るまで
水曜の祝日朝を寝て過ごし午後から元気それもまたよし
